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坂めぐみ(めぐ)のブログです

兼業副業 働き方改革 求められる人材

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皆様こんにちは。
この度は当ブログにお立ち寄り下さりありがとうございます。
 
前回はお給料についてお話させて頂きました。
今回は働き方について日々の経営・ビジネスの現場で感じることをお話させて頂ければと思います。
 
自由なキャリア形成
昨日(2018/3/12)の日経新聞サバティカル休暇について載っていました。
サバティカル休暇は社会人が自らのキャリアや働き方を見直すために、国内及び海外の大学院や専門学校等で学びなおす、1ヶ月以上、長ければ1年程度の長期休暇制度のことです。
6日間働いた後、7日目は安息日とする旧約聖書ラテン語 "sabbaticus" (安息日)に由来するそうです。元々は大学教員に多く採られている制度であって、研究休暇とも呼ばれるそうです。
日経新聞の記事によれば、「人生100年時代」の到来を見据え、経済産業省有識者研究会が報告書をまとめ、その報告書では企業にサバティカル休暇の導入を呼びかけています。また柔軟な勤務時間や学費補助など、働きながら学べる環境づくりも企業に求めています。
WORLD WIDEに学び活躍する人材の輩出を国が求めています。
さらに報告書とは別に、厚生労働、経産両省は企業に社員向けに兼業 ・副業や社内起業、社内兼業など多様な働き方やキャリアの選択肢を確保することも求めています。
 
変化する「働き方」
政府が今国会提出を目指す「働き方改革」関連法案に関する記事が新聞に多く載っているかと思います。厚生労働省による裁量労働制などの労働時間調査に異常な数値が含まれていたこと等もあり、野党が強く反発していることは皆様もよくご存知のことかと存じます。
今「働き方」は大きく変わってきていると感じています。
 
副業・兼業OKとは
最近は副業を認める企業も増えてきました。2017年11月20日に厚生労働省が、企業が就業規則を制定する際のひな型となる「モデル就業規則」について、副業を認める内容に改正する案を有識者検討会に提示しました。
ここから副業容認の流れへと大きく変化していったと思います。そもそも政府が2017年3月の働き方改革の実行計画で、副業・兼業の推進を掲げていたところからの流れではありますが、今ではコニカミノルタソフトバンクディー・エヌ・エー(DeNA)等の大企業が副業を容認しています。
人材育成の一環としての副業容認、サバティカル休暇の導入とは言われていますが、もう一つの意味があると私は感じています。
上記に挙げた会社さんのことではなく、全体的な副業容認等の流れの解釈といたしまして、私は以下のようなメッセージを感じました。
つまり、「あなたが勤めるこの会社だけでは、もうあなたの人生を保証できないので、他でも働けるように頑張って下さい」と言われている気がします。正解不正解は分かりません。あくまで私の解釈です。
こう言われた私たちはどうすれば良いのでしょうか。
私はどこに行っても活躍できる人材になるための努力を始めました。それは約10年前に起業のきっかけをくれた方との出会いであったと思います。
 
求められ活躍する人材になる
先日読んだ落合陽一さんの「日本再興戦略」にも書いてありましたが、今後は兼業OKとするとともに、解雇の緩和もすべきと書いてありました。
つまりより人材の流動性が高くなる労働環境を想定していました。
人材の流動性が高くなる労働環境で、どんな人材が求められ活躍する人材なのでしょうか。
英語を話せる人材でしょうか。会計・法務・IT・AIに詳しい人材でしょうか。
残念なことにスキルセットはあっという間に陳腐化する時代です。
それではコミュニケーション能力や目標達成能力、実行力でしょうか。
そうかも知れませんし、そうじゃないかもしれません。
ただ一つ言えることは、特定のナニカに止まらず、どんなフィールドに行っても活躍し大きな成果を挙げている人が必ずいる、ということです。
私たちが、求められ活躍する人材になる一番の王道は、求められ活躍している人材に学び倒す、ではないでしょうか。
古くは吉田松陰高杉晋作伊藤博文の師弟関係、中村天風松下幸之助の関係、稲盛和夫さんと俺のレストランなどで有名な坂本孝さんとの関係など、師匠と弟子の関係で活躍されている例は枚挙にいとまがありません。
確かに、いきなり新聞に載っているような有名な経営者に学ぶという事はハードルが高すぎるとは思います。
ただし、うまくいっている人から学ぶことは、私たちが活躍し人生を豊かにする大きな原因になるのではないでしょうか
人とのご縁をしっかり紡げる人が、今後の人生で大きな可能性を手にすることが出来ると思います。