豊かに生きて豊かに働く経済ブログ

坂めぐみ(めぐ)のブログです

旅行する、ビール飲む、も立派な経済活動の情報


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皆様こんにちは。
この度は当ブログにお立ち寄り下さりありがとうございます。

 

このブログを執筆している2018年7月18日には、岐阜県で気温が40度を超え、国内では平成25年以来、5年ぶりに40度以上の気温を観測したそうです。
岐阜県多治見市で40度7分、岐阜県美濃市で40度6分を観測とのことです。
この他にも、愛知県豊田市で39度7分、名古屋市で39度2分、京都市で39度1分、埼玉県熊谷市群馬県館林市で38度4分、東京・青梅市岡山県高梁市で37度8分、愛媛県大洲市で35度9分と各地で35度以上の猛暑日となっているそうです。

 

熱中症の対策としては、日中の運動を控えて、室内では躊躇なく冷房を使うことが肝要とのことです。


そして水分や塩分をこまめに補給すると良いそうです。

 

仕事で有楽町から丸の内、そして八重洲へ歩いて移動すると、1日で消費するエネルギーのほとんどを使い果たしてしまったかのような脱力感を感じます。

 

本当に暑さ厳しい日が続いておりますので、お体にはお気をつけてお過ごし下さい。

 

 

夏の風物詩
夏の風物詩というと、各人各様の風物詩を想像されるかと思います。
海水浴やカキ氷、夏祭りに花火大会、冷やし中華やスイカなどでしょうか。
私も幼い頃の夏祭りの印象があります。縁日の露店の怪しいライトに照らされて金魚すくいに熱中したことを今でも覚えています。
露店も色んな種類のお店があって子供ながらに興奮したことも覚えています。

 

そして大人になった今となっては、ビアガーデンなど屋外で気の知れた仲間と飲むビールが最高に美味しい時期になったと思っております。
ビールは日々美味しいのですが、ビアガーデンや海などの外で飲む良く冷えたビールが最高に美味しいな、とつい感じてしまいます。
ちなみに私は低カロリー・低アルコールのライトビールが好きだったりします。非常にどうでもいい事です。
今は本当に厳しい暑さが外を支配しているので、飲むなら日が沈んでからがいいなと思っています。

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 テストマーケティング
ビールと言えば最近気になるニュースがありました。
日本有数の店舗数を誇るセブンイレブンさんが、都内と都内近郊の数店で予定していた生ビールの店頭テスト販売です。
圧倒的なネットワークと店舗数を有するセブンイレブンさんが店頭で生ビール(しかも一杯100円(Sサイズ)!)を販売したらどんな影響があるのでしょうか。都内の居酒屋さんへの影響など気になるところでした。


アマゾンエフェクトならぬセブンエフェクトになるかと勝手に思っていました。店頭コーヒーの販売開始から5年で39億杯(2018年2月末時点)を売り上げたセブンイレブンさんだからこその勢いに期待するところもありました。

 

しかし続報で、予定していた生ビールの店頭テスト販売を中止した、というニュースが流れました。
セブンイレブンさんの広報部によりますと、「ネットを中心に想定外の反響があり、数店舗のテスト販売では需要が集中し販売対応が難しくなり、かえってお客様に迷惑がかかると判断したため販売を中止した」そうです。
あくまで 「テストマーケティングは需要を見極めるために実施するものであり、話題を作るものではなく、今後の販売再開については未定」だそうです。

 

少し残念ではありますが仕方がない対応だと納得もできます。

 

ちなみに、駅にあるコンビニで同じみのニューデイズさんは7月17日現在で、東京12店、神奈川7店、埼玉8店、群馬1店、千葉7店、茨城3店、栃木2店、静岡1店、新潟3店の44店舗で生ビールを販売されてます!
7月20日からは埼玉で2店舗増えて、合計46店舗で展開するそうです。

 

 

データの価値
上記セブンイレブンさんのテスト販売が示唆していることはなんでしょうか。
一つは顧客の購買動向や購買意欲・購買志向は貴重なデータであり、会社の経営にとってお金を払ってでも手に入れたい情報だということだと思います。


そのことを分かりやすく表わしているニュースが今日の日経新聞に載っていました。

それは2019年を目処に三菱UFJ信託銀行がサービス提供を目指している「個人データ銀行」(政府は「情報銀行」と呼称)の創設です。
簡単に言うと、個人が自分の健康情報や行動記録、購買履歴などの情報を選び、三菱UFJ信託銀行のアプリを通じて、データを集めたい企業が利用目的や欲しいデータの種類を当該アプリで明示しているので、個人は案件ごとに自分の情報を提供するか否かを決め、自分の情報を提供するごとに金銭的報酬(1企業ごとに毎月500円~1,000円程度)もしくは企業のサービスを無料で受ける、というサービスです。
もっと簡単に言ってしまえば、自分の個人情報を売って報酬を得る、ということです。

 

これはけっこう良心的なサービスだなと思っています。
アマゾンで買い物をしたことがある方はご存知かと思いますが、自分の購買履歴がIT企業にめちゃくちゃ活用されている実感があると思います。
ちなみに私はアマゾンが大好きで毎月アマゾンで何かしら買い物をしています(先日のプライムセールでも漏れなく買い物をしました)。


つまり今まで(自分にとって)値段のつかなかった自分の個人情報が自分の意思で売れるようになる事は、ある種望ましいのではないかとさえ思ってしまいます。
タイトルの通り、旅行に行ってビールを飲んで、という普通の活動が経済活動としてお金を産む日も近いのではないかと思います。

 

個人情報の扱いは今世界的な議論になっていて、EUでは「データの扱いを決めるのは個人である」とする一般データ保護規則「GDPR」が5月に適用されました。
米国のIT企業が先行してきた個人データの活用について今大きな変化が起きようとしているのではないでしょうか。