豊かに生きて豊かに働く経済ブログ

坂めぐみ(めぐ)のブログです

なんで貯金って貯まらないんだろう?働き方の変化激しいこの時代を生き抜くために

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皆様こんにちは。
この度は当ブログにお立ち寄り下さりありがとうございます。
 
このブログでは私が起業して10年ほどで体験してきたこと、学んできたことを、さらに今感じていることを「経済」というテーマで分かりやすくシェアさせて頂ければと考えております。
 
このブログに立ち寄って下さった皆様におかれましても、「経済」や「お金」、「働き方」や「豊かな人生」について興味をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
そんな皆様に、まだまだ勉強中ではございますが、私の経験が少しでも何かのお役に立てれば幸いに存じます。
 
どうしたらお給料は上がっていくんだろう?
 
年功序列( 官公庁や企業などにおいて勤続年数、年齢などに応じて役職や賃金を上昇させる人事制度・慣習のシステム)という言葉が懐かしく聞こえる状況にはなりましたが、今でも年功序列の制度は確かにあります。
因みに会社勤めをする中でこんなふうに思ったことはありませんか?
「なんで一生懸命働いている自分より、日中ぼーっとしているあの上司のほうが給料が高いんだ!?」
正直私はありました 笑。
 
もちろん経験値や会社に貢献する人脈を有するなど、可視化が難しいけれども確かに売上に貢献している要素がその上司にはあったのかもしれません。
しかし根本的な原因は給料の仕組みそのものにありました。
 
毎月給料日前はピンチ?!
 
皆様が毎月貰っている給料がどのように出来上がっているか、皆様ご存知でしょうか?
私は経営の世界に足を踏み入れて、諸先輩方に教えて頂くまで全く知りませんでした。
 
結論から申し上げると、毎月の私の給料は「必要経費方式」で決まっていました。もちろん外資系の投資銀行などでは、自ら創り出した売上の何%かを報酬として受領する、成果報酬方式もあるかと思いますが、日本企業のほとんどが「必要経費方式」だと思います。
「必要経費方式」を理解する上で大事なことは、給料を貰う従業員の立場ではなく、お給料を払う経営者or資本家(ここではまとめて「会社」という)の立場に立って考えることだと思います。
会社が私にお給料を払って得ようとしたものはなんでしょうか?それはずばり私の「労働力」です。つまり車を使うときにガソリン代を払うように、工場の生産性を維持するために修繕費を払うように、私の「労働力」を再生産するために必要な経費が、「お給料」として私に支払われていたのです。
会社からみたときに、お給料とは「労働力の再生産コスト」であり、「私が元気に毎日会社に来て働くために必要な生活費の一か月分」が「お給料」なのです。誤解を恐れず端的にいうと、会社からみたらお給料は交通費と同じような経費なのです。
例えば25歳の女性が都内で一ヶ月元気に会社に行くためには、家賃がこれくらいの所に住むはずで、食費はこれくらいかかり、衣類代はこれくらい、交遊費はこれくらい、他はこれくらい、そしたら合計これくらい(仮に25万円)と積み上げて算定されたのが、お給料なのです。
だから会社の想定通り普通に住んで、食べて服を買ってリフレッシュすると、お給料日前にお給料はちょうどなくなっているはずです。まさに会社の見込み通りです。
 
だから日中ぼーっとしている(ように見える)上司のほうがお給料が高いのです。その上司にはきっと奥さんがいて、子供もいて、住宅ローンも組んでいたことでしょう。そうなるとその上司が「明日も元気に会社にくる費用」は25歳独身の女性より当然高くなるのです(家族を全く養わないで、元気に会社に出社することは出来ないですよね)。
 
つまり会社の想定通りに人生を過ごしていると貯金は全くたまらないのです。それでは貯金をためるためにはどうしたらいいのか。
 
節約+稼ぐ自分つくり
 
それは会社が想定する普通の人生以下の生活を我慢して過ごすしかありません。普通よりも少し家賃が安いところに住んで、服も極力買わず、ご飯も節約して、人とも交わらない。そうすれば貯金は貯まるでしょう。
しかしこの過ごし方には問題があります。それは「人生がつまらない」ということです。せっかくの大切な人生でただただ我慢して過ごすのは時に勿体無く感じることがあります。
 
そして貯金だけに頼っていると、大局的に見て将来悲しい想いをする可能性があります(このあたりも別の機会にインフレ率の話と併せて載せていきたいと思います)
だからこそ重要なことは「稼ぐ力」を身に着けて、状況環境がどんなに変化しようが、「この私がいれば大丈夫」という状態を創り出すことだと思います。
出て行くお金を少なくする努力とともに、入ってくるお金を増やす努力も大切だということだと思います。
そんな素敵な力を手に入れることが出来たら、人生はもっと楽しいだろうなと思い、私は10年前から選択の基準を変えてきました。
 

引き続き今後のブログのなかで、変化の大きいこの時代に生き抜く方法等をシェアさせて頂ければと存じます。